CP−C認定 |
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財団法人 全国防犯協会連合会が平成12年7月から始めた耐ピッキング性能を評価する制度。シリンダーだけを対象に耐ピッキング性能だけを評価する制度であって、耐破壊性能には及ばない。 「CP-C」はCrimePrevention-Cylinder(防犯シリンダー)の頭文字。 |
ディスクシリンダー(ロータリーディスクシリンダー) |
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キーを差し込むことによって、内筒と外筒にまたがったディスク(金属板、ディスクタンブラーともいう)を内筒内に引っ込めキーを回すことができる構造を持ったシリンダー。 構造自体に空間が多く、耐久性には勝っているが破壊には弱いといった特徴を持つ。 主にクルマのカギに多く使われているが、これほど玄関用のカギにディスクシリンダー構造のカギが用いられているのは日本くらい。 当社の取り扱う「ディスクシリンダー構造」のカギ:
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登録制 |
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一般的に防犯性の高いカギに採用されている制度で、カギの番号等が製造元のメーカーに登録されており、カギのコピーを作るためには登録番号をメーカーに報告しなければカギの複製を作ることができない仕組みになっている。そのためカギの複製を他人が不正に行うことは非常に困難。 当社の取り扱う「登録制」のカギ:
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ピンシリンダー(ディンプルキー) |
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内筒、外筒を上ピン及び下ピンによって制御し、キーを挿入することによって上ピンを外筒に引っ込めてキーを回すことができる構造を持ったシリンダー。 構造自体が金属の塊であるため、破壊にも非常に頑丈な作りとなっている。またピンシリンダーにはディンプルキーと呼ばれる形状のキーが用いられ、キーにギザギザがなくエクボのような丸いくぼみが彫られているのが特徴。一般にディンプルキーの用いられているカギは防犯性が比較的高いとされている。 当社の取り扱う「ピンシリンダー構造」のカギ:
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保険 |
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シリンダーの破壊や、侵入されて盗難された際に保険がおりるカギ。保険会社も厳しい審査があるので、簡単に破られる鍵には保険が付けられないと考えられるので信頼性の目安にもなる。 当社の取り扱う「保険付帯」のカギと補償限度額:
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リバーシブル |
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キーに裏表が無く鍵穴に挿入できるキー。防犯性に影響はないものの使い勝手の面でリバーシブルキーの方が優れていると言える。今後、深刻な高齢化社会を迎える日本にあたって、バリアフリー設計は重要な選択ポイントの一つ。 当社の取り扱う「リバーシブル」のカギ:
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カギの各部名称 | |
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カギの種類ごとの各部名称です。 | |
【モノロック】 |
各部名称: A.錠前:カギの本体部分。 B.玉座:ドアノブの内部にシリンダーが内臓されている。 C.ラッチ:カギが掛かるとこの部分が固定される。 特徴: 防犯面で非常に脆弱なタイプのカギです。本来は室内のドアに使用されることを想定して設計されており、玄関に使用されている場合は早急にカギの交換を検討して下さい。 |
【インテグラルロック】 |
各部名称: A.玉座:ドアノブの内部にシリンダーが内臓されている。 B.ラッチ:カギが掛かっていない状態で、ドアが不用意に開閉することを防ぐための留め金。 C.デッドボルト:カギが掛かるとこの部分が錠前から出た状態で固定される。 D.錠前:カギの本体部分。 特徴: こちらもモノロックと同様、防犯面で脆弱なタイプのカギです。ドアノブの内部にシリンダーが埋め込まれたタイプのカギは、全て室内用の物とお考え下さい。 |
【掘り込み錠】 |
各部名称: A.シリンダー:キーで錠前を操作する部分。防犯性の良し悪しはシリンダーによって決まるため、シリンダーを防犯シリンダーに交換するのが防犯対策として効果的。 B.錠前:ドア内部に埋め込まれたカギの本体部分。 C.デッドボルト:カギが掛かるとこの部分が錠前から出た状態で固定される。 D.ラッチ:カギが掛かっていない状態で、ドアが不用意に開閉することを防ぐための留め金。 E.ドアノブ:このタイプはドアノブとシリンダーが独立している。 特徴: こちらは玄関ドアなどの室外に用いることを想定して設計されており、シリンダーとドアノブが独立しています。シリンダーを防犯シリンダーに交換することで防犯性が大幅に向上します。 |
【面付け箱錠】 |
各部名称: A.シリンダー:キーで錠前を操作する部分。防犯性の良し悪しはシリンダーによって決まるため、シリンダーを防犯シリンダーに交換するのが防犯対策として効果的。 B.錠前:ドアの室内側にカギの本体部分が設置されている。 C.デッドボルト:カギが掛かるとこの部分が錠前から出た状態で固定される。 D.ラッチ:カギが掛かっていない状態で、ドアが不用意に開閉することを防ぐための留め金。 E.ドアノブ:このタイプはドアノブとシリンダーが独立している。 特徴: こちらもシリンダーとドアノブが独立しており、錠前ケースがドアの室内側に設置されているタイプです。集合住宅のドアなどに用いられる事が多く、玄関ドアなどの室外に用いることを想定して設計されています。 シリンダーを防犯シリンダーに交換することで防犯性が大幅に向上します。 |